2026.08.24
当院では、空気清浄機として高性能な「オゾン除菌装置」を設置しています。この装置は、潜水艦のような「密閉され、ウイルスの集団感染リスクが高い環境」で培われた空気清浄・衛生管理の技術をベースに、民間向けに開発されたものです。診療時間中は「空気清浄運転」を行い、吸引した空気を内部のオゾンと高性能フィルターによって強力に除菌しています。また、診察終了後の夜間は「オゾンくん蒸運転」に切り替え、オゾンを部屋中に充満させて空間丸ごと除菌しています。
当院がこのオゾン除菌装置を導入したのは、10年ほど前のことでした。きっかけは、航空機の機内空気がわずか約2〜3分ですべて入れ替わる、極めてクリーンな環境に保たれていると知ったことです。航空機内では、常に「外からの新しい空気」と「機内の空気をろ過した空気」を50:50の割合でブレンドして再利用しています。旅客機が飛ぶ高高度の大気には非常に高濃度のオゾンが含まれており、このオゾンの働きによって、エンジンの圧縮機から無菌で清潔な外気を取り込むことができます。取り込んだ外気はオゾンコンバーターで有害な成分を除去し、温度と気圧を調整して機内へ送り込まれます。さらに、機内の空気は高性能な「HEPAフィルター」を通過させることで、ウイルスや細菌、微粉塵を99.9%以上キャッチし、徹底的にクリーンな状態を維持しているのです。
この航空機の優れた仕組みに感銘を受け、当院でも同じようにオゾンと高性能フィルターを組み合わせた、最先端の衛生管理システムを導入いたしました。